キャップと言えばNew Era®︎(ニューエラ)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回は、一歩街へ出かければ着用している人を見ない日はないほど人気を誇るNew Era®︎のキャップにフォーカスしていきます。
そもそもNew Era®︎(ニューエラ)とは
New Era®︎とは、アメリカのメジャーリーグベースボール唯一の公式キャップのメーカーであり、世界最大級のストリート系ヘッドウェア&アパレルブランドです。
始まりは1920年、1940年代頃からは様々なプロベースボールチームのキャップを製作し始めました。1980年代にはアメリカメジャーリーグの多くのチームとも契約し事業を拡大。ファンの間でも話題となりグッズ化。その後ストリートシーンで人気を獲得し、世界最大級のヘッドウェア&アパレルブランドへ成長しました。
日本では2011年に初の直営店「ニューエラ東京」をオープンしています。

2020年にはブランド100周年を迎え、その人気ぶりは現在も衰え知らずです。その創業100周年を記念して、ジャンルを超えた様々な業界から[ニューエラが似合う日本の100組]を厳選した今をときめく豪華キャストによる、至高のスタイルブックも販売されています。
New Era®のシールのナゾ。剥がす?剥がさない?の問題
新品のNew Era®のキャップには必ずゴールドかシルバーのシールが貼られています。

ストリートシーンではこのシールを剥がさずに残して着用している人もよく見かけます。実はこのシールにも背景があります。
シールを剥がさない理由としては、カルチャー的な側面を主張できるという価値観がある為です。
諸説ありますが、ブラック・カルチャー(アメリカにおける黒人文化)の習慣が影響している説が有力です。彼らには貧しい家庭も多く、本物のNew Eraのキャップを手に入れるのは簡単ではなかった為、シールを貼ったままにすることで本物であることを証明していたそうです。
ブラック・カルチャーといえばのヒップホップ文化やそのバックボーンをリスペクトする意味合いでも、キャップのシールは剥がさずに使用する方が多くいるんですね。
ちなみにシールの色の使い分けはサイズ調節が可能なものは「シルバー」、サイズが決まっているものは「ゴールド」となっています。シールにはモデル名やサイズ等が表記されています。
ツウな人はシールをツバの裏面に貼り直して着用している人もいます。これはシールは残したいが、日焼けや汚れによる色ムラを避ける為や、さりげないオシャレをしたいという意図からだと思います。
ストリートシーンに合わせての着用ならシールを剥がさないことがポイントになるかもしれませんし、きちんとかぶっている感を出してスマートに装いたいときなら剥がした方が相応しいこともあります。シールを剥がすかどうかは、キャップを使う状況や、カルチャーへのリスペクトを表現したいかどうかなど、自由に楽しんでください。その自由を楽しめるところがニューエラのベースボールキャップの特長の1つです。
多様なNew Eraのキャップ。抑えたい型
「59FIFTY」
New Era®︎の代名詞でもある「59FIFTY」。メジャーリーグ(MLB)でも実際に使用されているモデルです。
深めのクラウンが特徴的で、ストリートファッションが好きな方にはオススメの形です。
「9FIFTY」
59FIFTYと同様のフォルムの「9FIFTY」。後部にアジャスターが付き、よりカジュアルな雰囲気を持つモデルです。
「9FORTY」
前述した59FIFTYのレプリカキャップである「9FORTY」。
59FIFTYより浅めのクラウン、カーブしたバイザーが特徴で、より普段使いしやすい形だと思います。ストレートなつばが苦手な方にもオススメ。
「9TWENTY」
現代のストリートで人気No.1の「9TWENTY」。
柔らかな被り心地が特徴のカジュアルタイプのベーシックなベースボールキャップ。浅めで抜け感があり幅広いスタイルに合うので、最近のストリートシーンで人気です。
まとめ
始まりはベースボールチーム用のブランドでありながら、ストリートシーンはもちろんカジュアルなファッションにまで幅広く取り入れられているNew Era(ニューエラ)。
最近では日本にてセレクトショップやブランドとのコラボも多く展開しており、どんなファッションにも合わせたいキャップとして流行しています。
まずは定番人気モデルから手を出しみるのも良いのではないでしょうか。
楽天市場でnew eraを見る
公式サイト:NEW ERA
公式インスタグラム:newerajapan