リリースのたびに世間を騒がせているUNIQLO(ユニクロ)と世界的ブランドによるコラボコレクション。JILSANDER(ジルサンダー)とのコラボレーション「UNIQLO+J(ユニクロプラスジェイ)」も記憶に新しいです。
そんなUNIQLOの次なるお相手は、イタリアのラグジュアリーブランド「MARNI(マルニ)」。
「UNIQLO and MARNI(ユニクロアンドマルニ)」と名を冠したUNIQLOとMARNIによるコラボレーションコレクションが5月20日(金)に発売されます。
メンズのアイテムはTシャツからシャツ、ジャケット、パンツまで全部で10型をラインナップ。
本コレクションでは「ピュアとカオスの融合」をテーマとしており、こだわりの素材を用いながら、マルニらしい可愛さとポップさが共存する遊び心溢れたアイテムを提案しています。
本ブログFAVOURでは、Part1、Part2の2回に分けてUNIQLO and MARNIにてリリースされるメンズアイテムから特に注目したいアイテムにフォーカスしていきます。
今回はPart2です。Part1はこちら。
オーバーサイズオープンカラーシャツ






春夏の装いにピッタリなゆったりとした開襟シャツ。ハリ感があり、滑らかな肌触りが特徴のポプリン素材を使用しています。
個人的には本コレクションで最も注目しているのがアイテム。花柄はポップなデザインで1枚でも、インナーとして柄を差すイメージでも使えると思います。無地もステッチに色を用いたMARNIらしさのあるシャツです。
無地の「31 BEIGE」と「69 NAVY」、大きめの花柄の「57 OLIVE」と「68 BLUE」、細かい花柄の「01 OFF WHITE」と「54 GREEN」の計6色展開。価格は2,990円です。
イージーワイドフィットパンツ




パジャマから着想を得ており、ウエストは紐によるイージーウエストでゆったりとした仕上がりになっているパンツ。Part1の「ワイドフィットタックパンツ」もそうでしたが、SNSやメディアで前情報を見ていると特に注目度の高いアイテム。パンツ類が気になる方が多いみたいですね。
ウィメンズの「ドレープイージーワイドストレートパンツ」もパジャマから着想を得たアイテムですが、ウィメンズはストンと落ちるサテン素材、対してメンズはハリ感があり、滑らかな肌触りが特徴のポプリン素材を使用しています。上記の「オーバーサイズオープンカラーシャツ」と同素材での展開です。
ポケットはサイドと背面に2つずつ配置。カラーはチェック柄の「32 BEIGE」と「61 BLUE」、花柄の「57 OLIVE」と「68 BLUE」の4色を揃えています。チェック柄はパジャマ感が強めなので、花柄の方がスタイリングに取り入れやすい印象を受けました。価格は3,990円です。
クルーネックTシャツ(半袖)&ボーダークルーネックTシャツ(半袖)





MARNIらしいカラーブロックで遊び心のあるTシャツシリーズ。
厚みの異なるカットソー素材を組み合わせており、前身頃と後ろ身頃でボーダーのピッチも異なります。ボーダーのカラー「67 BLUE」の背面から見たデザインがこちら。

リラックス感のあるサイズ感もポイントで、サイズ展開もXSからXXLまでと豊富なため好きなサイズ感を選んで着用することができます。カラーは「61 BLUE」と「57 OLIVE」、ボーダーの「15 RED」、「54 GREEN」、「67 BLUE」の5色を展開。価格は1,990円と本コレクションのウェアの中では最もお求め安くなっています。
ソックス(マルチボーダー・2足組)&ソックス(ボーダー・2足組)





MARNIらしい配色、色展開の2足組ボーダー柄ソックス。MARNIのインラインで展開されていてもおかしくないデザインで、個人的には本コレクションの中でも特に良い意味でユニクロらしさがないアイテムだと思いました。
レディースラインでの展開ではありますが、25-27のサイズ展開があり、メンズでもばっちり着用できます。柔らかいコットン素材で、足底にUNIQLO and MARNIオリジナルのロゴが入っています。
カラー展開はマルチボーダーが「12 PINK」、「15 RED」、「64 BLUE」、ボーダーが「09 BLACK」、「57 OLIVE」の計5色。価格は990円です。
UNIQLO&MARNI まとめ
そもそも今回のコラボレーションは、ユニクロが2022年春夏に通常コレクションとしても色柄を推しており、その一環として色柄の遊びが巧みなブランドの代表といえば『マルニ』ということで、コラボレーションに至ったそうです。
大花や小花、チェックの柄は全て、今回のコラボレーションのために「マルニ」側が作成したもので、ハンドペイントで表現した自由でヒッピー的なムードは、「マルニ」の現クリエイティブディレクターであるフランチェスコ・リッソ氏らしさ全開と言えます。
フランチェスコ・リッソ氏は、コラボコレクションについて「コレクションを着ることで、自分らしく、自由に、そして心の底から最高の夏を楽しんでもらえたら嬉しいです。」とコメントしています。
コロナ禍で自宅用やワンマイル向けのベーシックウェアの需要が高い期間が続きましたが、今春からは外出機会も徐々に増え、ファッションにも楽しさや華やかさを求めるムードが少しずつ戻ってきています。自分の部屋にアートを飾る感覚で、色柄豊かなコレクションを楽しんでみてはいかがでしょうか。