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春夏の超定番サンダルブランド「BIRKENSTOCK」の全貌を知る!

via:BIRKENSTOCK

春夏の定番サンダルと言われると思い浮べるブランドの一つに『ビルケンシュトック(通称:ビルケン)』がある。日本でもファッションアイテムとしてだけでなく、ドイツ生まれで健康面も考えて作られているというイメージが浸透している。そこまでファッションにのめり込んでいなくても名前は知ってる方が多いだろう。

だが、どのように履き心地の良いビルケンのサンダルが生まれたかについて、詳しく知る人は少ないのではないだろうか。サンダルシーズンも近づいてきた今だからこそ原点に帰り、定番のサンダルにフォーカスしていきたい。

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Contents

BIRKENSTOCKとは

ビルケンの始まりは18世紀後半のドイツに遡る。1774年の公文書に「臣王のシューマイスター」と登録された記録が残っており、そこから数えても約250年の歴史があるブランドということになる。

ビルケンの最大の特徴は、人間工学に基づいて設計された足にフィットしながらもストレスフリーな履き心地を実現するフットベッド(中敷き)にある。実はブランドの創業時は中敷きをメインとするメーカーとして活動していた。

ビルケンのフットベッド via:BIRKENSTOCK

創業者の息子かつ整形外科医であるカール・ビルケンシュトック氏が負傷兵向けのオーソペディックシューズ(足の治療や運動機能補助のための靴)の技術を盛り込んで完成させたそのフットベッドは、長時間履いても疲れにくいだけでなく、健康的な足を作るためのサポートまで行ってくれる優れモノだ。実はファッションアイテムとしてだけでなく、医療従事者にもビルケンの愛用者は多く、その理由はここにあるのだろう。

BIRKENSTOCKのフットベッドについて

ビルケンの独自開発したフットベッドは裸足で歩く状態を限りなく再現している。人間の足に存在する3つのアーチ(足の内側・外側・足指の付け根)をサポートするよう立体的に作られており、ヒールカップも通常のサンダルと比べて深めの作りだ。つま先の幅はゆったりと設定されており、足指を締め付けることなく履くことができるので裸足のような感覚を得られるという原理になっている。

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さらに素材に天然ゴム配合のコルクを使用しているのも特徴だ。履くほどに使用者の足型に合わせてフットベッドが沈み込み、さらなる極上の履き心地へと変化していく。ビルケンのサンダルは最初が1番履き心地が良くないという話も耳にするほどだ。履いていく中で自分仕様に育てていくのもビルケンを履く楽しみの1つだろう。

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また最初から不快感が無くだれでも気持ちよく足に馴染んで履ける”ソフトフットベッド”を採用したモデルも展開されている。構造的には、オリジナルフットベッドのライナー(敷き革)の下にクッション材を貼っている形だ。

BIRKENSTOCKの大定番モデル

ビルケンからは実は非常に多くのサンダルがラインナップされている。まずはブランドを代表する4モデルをご紹介しよう。

『ZURICH(チューリッヒ)』

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記念すべき第1号のモデル「マドリッド」に次いで発売された「チューリッヒ」は、1960年代後半から1970年代にかけて、アメリカのヒッピー文化の象徴として一時代を築いたブランド屈指のロングセラーモデル。ワイドなストラップが特徴的で、留め具でサイズ感を細かく調整可能。サンダルらしからぬ上品な表情で大人のコーディネートに馴染みやすく、サンダルを履きたいけどラフ過ぎる印象になるのは避けたい、というときに最適なモデルだ。アパレル関係者にもユーザーが多く、2016年には誕生から50周年を迎えた。

『ARIZONA(アリゾナ)』

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前項のモデル「チューリッヒ」をベースにしつつ、ダブルストラップのアッパーを採用することで涼しげな印象をプラスしたのが「アリゾナ」だ。1970年代のアメリカで『ビルケンシュトック』がヒッピーたちの間で大人気を博したことを受けて次々と新モデルがリリースされ、そのうちの1つにあたる。世界中で愛されているビルケンの中でも人気No.1のモデル。素肌がよりしっかり見えるサンダルらしいデザインでカジュアル度やリゾート感が強めな印象だ。

『BOSTON(ボストン)』

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1978年に誕生した「ボストン」。靴とサンダルの中間的存在になっており。オールシーズン着用しやすい1足。丸みを帯びたデザインは、ヨーロッパの木靴が元になっており、春夏のシンプルコーデにはもちろん、秋冬にボリューム感のあるトップスと組み合わせたときにも好バランスにキマってくれる。

『MONTANA(モンタナ)』

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サンダルのイメージが強いビルケンだが、実はシューズのラインアップも豊富。なかでも代表的なモデルが、縫製ではなくリベット留めと特殊なシューレースの通し方によってシューズの形に作り上げられた「モンタナ」だろう。内側にライニングを使用しない一枚仕立て。素材は2.8~3.2mm厚のオイルドレザーを切りっ放しで使用し、ラフな風合いが加えられている。リベット(留め具)を使用した複雑に見えるルックスの反面、作りはミニマル。靴作りの常識に囚われない自由な構造はビルケンならではのアイデアだろう。

『KYOTO(キョウト)』

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2020年春夏の新作としてリリースされた「キョウト」。スエード素材が着物のように足の甲を包みつつ、メンファスナーのベルトが帯のように作用し、フィット感を高めてくれる。そんな“和”を感じさせるデザインには、“キョウト(京都)”というモデル名が付けられている。直営店に行くと新モデルとして強く打ち出されており、特にビルケン愛好家の方に人気がある印象だ。鮮やかなイエローやネイビー等ビルケンでは珍しい色合いも展開されている。

EVAシリーズ

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2014年にレディースが発売されて注目を浴び、翌年にメンズも発売となったビルケン初のまるごと洗える「EVAシリーズ」。非常に軽量で柔軟性に優れたエチレン酢酸ビニル共重合樹脂を全体に使用しており、両足で200g前後という驚きの軽さを実現。「アリゾナ」や「ギゼ」、「マドリッド」といった人気品番をEVA素材にアレンジしたモデルがラインアップされており、いずれも通常ラインと比べて半額以下というリーズナブルなプライスも魅力。丸洗いもできる耐水性の為、夏場のウォーターアクティビティのお供としてもおススメだ。

BIRKENSTOCK まとめ

超定番サンダルブランド『BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)』についてオススメモデル含めてご紹介した。

種類の豊富さやその機能性は伝わっただろうか。

夏は素足で、春や秋はソックスオンで、長いシーズン楽しめるサンダル。永遠の定番アイテムとして、シューズストックに1足持っていて損はないだろう。

楽天市場でBIRKENSTOCKを見る

公式オンラインサイト

https://www.birkenstock.com/jp

公式インスタグラム

https://www.instagram.com/birkenstock/

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