時代ごとにカタチを変えるファッションの潜在能力を引き出し、新たなスタイルを築き上げてきたセレクトショップのBEAMS(ビームス)が、“FUTURE ARCHIVE(フューチャーアーカイブ)”という新プロジェクトを発足するというニュースが話題になっている。
2022年7月8日から8月31日までの期間、BEAMSの若手バイヤー飯塚昴さんがセレクトした15ブランドの別注アイテムがビームス 原宿と公式オンラインストアで販売される。
今回はその詳細を見ていこう。
FUTURE ARCHIVEとは
ファッションはいつの時代も、若者たちによって定義されてきた。“FUTURE ARCHIVE”はその名の通り、10年後、20年後も色褪せることのない“未来のアーカイブ”を生み出すことを目的とした、新世代が主導するプロジェクトだ。
プロジェクトに参加するブランドは、以下の15組。
“FUTURE ARCHIVE” 参加ブランド
・「レッドウィング(RED WING)」
・「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」
・「ディッキーズ(Dickies)」
・「PWA」
・「DAIRIKU×SSZ」
・「ブルーフキャンプ(BLUFCAMP)」
・「SUGARHILL×Wrangler」
・「タイガ イガリ(Taiga Igari)」
・「ランディー(RANDY)」
・「ティー(TTT_MSW)」
・「Sound Sports」
・「ヒダカ(HIDAKA)」
・「ダイリク(DAIRIKU)」
・「ディエッメ(DIEMME)」
・Tappei(タトゥーアーティスト)
DAIRIKUやSUGARHILL、TTT_MSWなど比較的歴の浅いブランドながら人気の高いまさしく日本の「新世代」といえるブランドから、最近改めて注目を集めるDickiesやRED WINGなど定番ブランドまで豪華なラインナップになっている。
今回ローンチされる“FUTURE ARCHIVE”は、その名前の通り、20年後も色褪せることのない“未来のアーカイブ”を生み出すことを目的として進行していくプロジェクトだそう。本プロジェクトでは、全15ブランドとパートナーシップを締結し、7月8日(金)〜8月31日(水)までの約2ヶ月間、時代を捉えたバイイングセンスに定評がある若手バイヤー 飯塚 昴さんがセレクトした各ブランドと手を組み、本施策のために製作された別注およびオリジナルアイテムが連続リリースされる。
最初のリリースでは、“ANTI VINTAGE”をコンセプトに、BEAMSのルーツであるアメリカンカジュアルを、現代の価値観を通して再考したアイテムが登場する。
色褪せたスウェットやデニム、透け感のあるTシャツは、ヴィンテージへオマージュを捧げながらも、全く新しいデザインとシルエットを取り入れることで、ヴィンテージを超えた今着たいデザインに仕上がっている。
また、期間中は参加ブランドとそれぞれ関係性があるアーティストとともにインストアイベントを開催。現在予定されているのは、3兄弟バンド gliiico(グリーコ) x〈SUGARHILL(シュガーヒル)〉、近日公開予定のスペシャルゲスト x〈TTT_MSW(ティー)〉 、3ピースバンド Age Factory(エイジファクトリー)x〈DAIRIKU(ダイリク)〉の全3組となっている。
イベントや販売アイテムの詳細はBEAMS公式にて発表済みの為、是非チェックしてみてほしい。
BEAMS公式サイト:BEAMS